世界市場の予想は決して簡単ではなく、経験と知識、そしてある程度の運が必要だ。しかし、不況、大規模な戦争、長期化している新型コロナウイルスのパンデミックのように先行きが不安定な時には、市場の予想はさらに困難な作業となる。近頃では、取引を専門に扱うビジネス新聞やウェブサイトは、投資の失敗や有名大手企業の倒産に関する悲惨な記事で溢れている。

 

これほど多くの絶望的な記事が並び、史上最悪の結果が予測されている一方で、第三の選択肢を探し、何か重要なことを見落としているのではないかと疑問に思っている人もいる。これは驚きどころか非現実的にさえ聞こえるかもしれないが、日本の株式市場の情勢は絶望とは程遠いものである。これには様々な理由があるが、結論を出す前に、大口投資家の行動を確認しておいて間違いはない。では早速、見てみよう!

 

バフェット氏の大きなサプライズ

長らく日本の株式市場は多くの自称専門家たちに批判されてきた。この反感の背後にある理由の多くは、日本という島国の経済の特徴とされてきた活気が失われたことだった。先日バークシャー・ハサウェイが日本の商社5社の株を購入しようとしていることを発表した後でも、歯に衣着せぬ専門家たちは全く信用していなかったと言っても大袈裟ではないだろう。

 

では、これは、有名なCEOによる例の天才的な先見なのだろうか。それとも老人の判断ミスを見ているのだろうか。答えが出るまでには1ヶ月以上かかるだろうが、今の時点ではこの投資は失敗とは無縁である。さらに重要なのは、小口投資家にとってはこれが満を持しての合図となるかもしれないことだろう。バフェット氏のバークシャー・ハサウェイがパッシブ投資を行った商社5社は以下の通りである。

 

  • 伊藤忠
  • 丸紅
  • 三菱
  • 三井
  • 住友

 

バフェット氏が最近のインタビューで説明しているように、彼の会社は今や日本の各5大商社を5%強所有している。全取引の総額は62億5000ドル前後であり、バークシャーのCEOはこれを長期投資と見ている。さらに、価格やそれ以外の状況によっては、彼がいずれかの会社の所有率を10%まで上げることを検討していてもおかしくはない。

雑誌の行間を垣間見ると

最も有名なビジネス誌が最近行ったいくつかの分析によれば、バフェット氏が自分の投資に大きな利益を期待するそれなりの理由が少なからずある。国内の投資家は日本で積極的に活動しており、通貨も安定している。その上、このような世界情勢にもかかわらず、企業の利益は堅実に伸長している。それに加えて、危機管理は最高レベルで、政治的状況も改善しつつあることが挙げられている。

 

危機を好機に変える

日本の株式市場が思わぬ伸長を続けるにつれ、大口投資家達はますます日出る国に焦点を当てている。間違いなく、今は大きな行動を起こすには完璧な瞬間のようである。彼ほど著名な投資家が、誰もが認識している多くの理由をものともせずに、このような決断をするのだから我々も日本経済に投資することを真剣に検討すべきではないだろうか。